新工場のニュース
獺祭を10年ほど前から飲んでいます。最近有名になってきたので、昔から知っている身としては、嬉しい反面ちょっとだけ複雑な気持ちも正直あります。また、人気がでることによって、品薄状態になることも、正直残念に思います。
そんな貴重な『獺祭』ですが、先日新工場をつくるというニュースを聞きました。
『獺祭』がもっと気軽に飲めるようになるか?と思うのと同時に、味が保てるのかな?と言う心配もよぎりました。
その昔、兵庫は灘だったと思いますが美味しい日本酒のメーカーが大工場化してから、なんか味が落ちた気がして飲まなくなったことがあります。世間的な人気も落ちて行ったと記憶しています。ですから、『獺祭』の新工場で生産量が上がっていくこと自体、もっと飲みやすくなる期待と味が変わらないかという不安があるのです。
とはいえ、獺祭の製造元である旭酒造さんであれば、大丈夫だとは思っています。社長の人柄もテレビで何度も見ていますし、期待通りであることを切に願っています。
ニュース記事元 日経新聞
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日本酒「獺祭(だっさい)」を生産する旭酒造(山口県岩国市)は新設した本社工場で大規模な増産を始める。醸造タンクを300本備え、年間生産能力を従来の約3倍に当たる500万本(1.8リットル瓶換算)に引き上げる。国内における品薄を解消するほか、輸出にも力を入れる。
新本社工場は12階建てで、建設費は約30億円。5月中に順次稼働する。新工場は麹(こうじ)室などを備え、製造エリアの入り口には衣服などへの付着物を取り除く「エアシャワー」も置く。酒蔵では珍しい設備で、衛生管理を徹底する。
当初計画していた新工場への瓶詰め設備導入は見送る。まず2016年9月期に14年9月期の2倍に当たる240万本を生産する計画だ。今後15億円程度を追加投資して、周辺に瓶詰め工場を新設する。18年以降に年間500万本の生産体制を整え、「全体の半数は輸出したい」(桜井博志社長)としている。
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