獺祭が「わたみん家」で飲める!?
名酒「獺祭」(だっさい)があの激安居酒屋の「和民」「坐・和民」「わたみん家」で限定先行販売されました。
えっ!? 名酒「獺祭」が、なんで「わたみん家」?
と戸惑いを隠せなかった日本酒好きも多かったようですが、今回ワタミで先行販売されるのは、新商品の「獺祭 等外」で、「クズ米」と言われる、等級の付かない等外米を使用した日本酒です。通常、蔵元は粒が不ぞろいの等外米は使わず、等級米だけを使用して日本酒を造りますが、獺祭の製造元である旭酒造は、35%まで精米することで純米大吟醸の獺祭と、同等のクオリティを出すことに成功しました。
しかしながら、味が落ちるのが早いために、消費量が見込めるワタミで販売することを決めたと言うことのようです。
実際に飲んでみると、言われなければ「等外米」を使ったいわゆるアウトレット品・わけあり品とは、絶対に分からない程おいしい。わたみん家には失礼だが、わたみん家で、これが飲めるとは思わない。。
なぜ、クズ米を使ってまで獺祭を作ろうとしたのか?
そこには、旭酒造社長 桜井博志社長の男気があった…
米を作っている農家には、原料となる山田錦の増産を、獺祭の生産量増加とともに呼びかけているが、農家にもリスクがあります。
毎年毎年、クズ米が5〜10%の割合で発生するからで、それらはすべて処分されてしまいます。そのリスクを農家の方だけに負わせずに、何とかしようということで、クズ米を使った、獺祭の新商品を思いついたようです。
大手企業の場合、最近よく聞くのが、下請け企業に対して、使ってやっていると言わんばかりに、値段を叩いて叩いて仕事をやらせて搾取し続けるというイメージが多いですが、これだけ獺祭の知名度が上がる中で、関わる人のことを考えて獺祭の増産をしていく道を選んだ、桜井博志社長に拍手ですね。
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